389072 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

グリザベラの館

グリザベラの館

患者さんの目の高さで・・・(9/22)

H15.9.22  患者さんの目の高さで・・・



 今日の担当は、久々に移動図書の係。先週が旗日

だったため、メチャクチャ返却本が多く、また借り

に来られる患者さんも多かった。



 患者さんの中には読書がとても好きな方がいて

退屈な入院生活を読書で紛らわしてるんだそうだ。

中には車椅子の方もいらっしゃる。車椅子を使用

している患者さんと同じ目の高さに合わせしゃが

んで借りる本を探してあげたりお話したりした。




 先月、ボランティアの途中で気分が悪くなり

恥ずかしい思いをしたけれど、それだけじゃな

かった。私自身、気分が悪くなった時、車椅子の

お世話になる事で学んだ事があったのだから。


 健康じゃない時車椅子に乗っていると普通に

歩いている方がその前を通られるだけ(存在感

!?)でこわい事、スピードの事(←スピードは

以前話題にしたかも)など。



 驚いたのはその読書好きな患者さん。先々週

別の係でその方と接していた。しかもその時は

思いっきりブルーで私はお手上げ状態...

 医療従事者や長年ボランティアをされてる方は

違うんだよね。患者さんがどんな状態であっても

コミュニケーションがとれるんだよね。



 す、すごいな~と思うんですよ。私はまだまだですね。

以前、恥ずかしい事に“入院患者さんの気持ち、経験

したからわかる”なんて話題にしたけど、このとき

短期と長期での違い、病名による違い、そして個人の

受け止め方の違いで不安・辛さの度合いも異なり、簡

単にわかりあえるものではない(わかったとしてもほ

んの一部)と気付かされましたよ。

  ★コメント
この日はいろんなことに気づかされた日でしたね。

患者さんがどんな状態であってもコミュニケーショ

ンがとれる医療従事者や長年ボランティアをされて

る方ってスゴイと思う。




© Rakuten Group, Inc.